家づくりへの想い

リバーランド建築設計室

代表挨拶Greeting

子供の頃に作った隠れ家
建築への興味の原点

私が小学生の頃に、友人と一緒に雑木林で木の枝などを集めて隠れ家を作ったことがありました。
それは二人が中に入るといっぱいになるほどのテントのような小さな家でしたが、子どもながらに自分たちの秘密の場所を作ったことに、とても興奮したことを覚えています。
この自分たちの居場所を作る経験が建築に興味を持つことになった原点と言えます。

リバーランド建築設計室 家づくりへの想い 代表挨拶

ログハウスに憧れて

私が改めて建築に興味を持ったのは社会人になってログハウスに出会ったからです。

雄大な自然のふところに力強くたたずむその姿に感動しました。
その暮らしは冒険心を育み、心地よい時の流れを感じさせてくれました。

ゆっくり時間をかけて大空と緑の風とせせらぎと森の鳥たちと過ごすアウトドアライフ・ワイルドライフ。そして、木の肌の温もりが優しく包んでくれるナチュラルライフ。
伝え、受け継ぐ・・・健やかなウッディライフ。

澄みきった空気と豊かな自然に包まれたログハウスの暮らしに憧れました。

リバーランド建築設計室 ログハウスに憧れて

ログハウスから「大きな暮らしができる小さな家」づくりへと

やがて、住まいに本当に必要なものが何かということ、そして必要なものさえあれば家は小さくていいのだという思いへとつながって今日に至っています。

「家は小さくていい」
「モノにこだわらず美しく暮らす」
「家の中に自分の場所をつくる」
「光と風と風景と、自然の恵みに目を向ける」
「ほどよい距離を保ちながら、茶の間で家族と共に暮らす」
「手入れが楽しくなるようなスローライフな家づくり」へとつながりました。

ログハウスから「大きな暮らしができる小さな家」づくりへと リバーランド建築設計室

Point01

大きな暮らしができる小さな家

「構造」「環境」「素材」 の3つの要素を軸に、サイズとスペース(大きく広く感じさせる小さなサイズ)、レベルとスペース(床と天井に変化をつける)、開口部(眺望と採光と通風)、建具・家具(木製建具の心地よさ)、照明(暗さに棲む、灯りに集う)などを考えていきます。
モノにこだわる一方、ある意味でこだわらない、とでも言ったらいいのでしょうか。あるスタイルにはこだわるけれど、あれもこれも欲しいとは思わない。ですから、室内は統一されていてシンプルです。
散らかったらすぐにしまって、すっきりとした空間に保つことができます。自分のスタイルを持った空間やモノに囲まれて暮らすのは、慣れ親しんだ洋服を着るのと似ているかもしれません。

大きな暮らしができる小さな家 リバーランド建築設計室

Point02

安心安全な場所をつくる

住まいの大切な役割の一つに「安心安全な場所をつくる」ことがあります。すべての日常生活の拠点となる住まいには、確かな技術でつくられた高い安全性が必要ではないでしょうか。
リバーランド建築設計室の設計する住宅では、構造計算による構造設計を行っています。なぜあえて明言するかと言えば、木造住宅の場合、一定規模以内であれば構造計算をしなくても建てることができると、建築基準法で定められているためです。それは構造計算の代わりに壁量計算という、建物の大きさに対して一定以上の耐震壁量を定めることで、建物の強度があると認める方法です。
しかし壁量計算では、変形な建物の場合や、実際の地震力に対してどのような耐力があるのか、正確なシミュレーションをすることはできません。検証できない方法を用いて、クライアントに建物の安全性を保証することはできないとの考えから、リバーランド建築設計室では構造計算による構造設計を採用しています。

安心安全な場所をつくる リバーランド建築設計室

Point03

環境への配慮

リバーランド建築設計室では、環境に配慮した住宅づくりを行います。住宅において環境負荷を軽減するためには、選択する材料の選別や建設プロセスの見直し、自然エネルギーを積極的に採用した平面・断面計画をする必要があります。
特に自然エネルギーの積極利用を行います。自然エネルギーとは具体的には、太陽光や通風などです。光や風をうまく取り込める建築をデザインすることで、快適な家づくりを行います。
光や風などの自然エネルギーを取り込むことは、環境負荷の軽減だけに留まらず、そこに暮らす人々に豊かな生活をもたらすことにもなります。環境に配慮することが、「自然と共生する建築」づくりに反映されることを目指します。

安心安全な場所をつくる リバーランド建築設計室