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家づくりの作法

インテリアの企画・設計・監理

はじめに

身の回りを見渡してみると、世の中はいかに「夢のある贈り物」で溢れていることかと思う。“What’s new?”という問いに必死に応えようと、目の前を通りかかる人々の足を止めようと、デザイナーや作家が自らの「芸術的な衝動」を満たそうと、皆が皆、躍起になっている。

そんな中、私は、「コップらしいコップ」を選びたいと切に願う。
「コップらしいコップ」とは何であろう?それは、コップに必要とされている、「平らなところで安定し、水をその中で留め置き、片手で容易に掴め、滑らかに口の中に水を注ぎ込むことができ、洗いやすく、乾かしやすい」という一連の機能が、必然性を伴った姿のうちに着地を果たしている物、と私は解釈する。あるいは、用途に対して適切な形状と素材、そして品質が採用された日用品、とも言い換えられるだろうか。 多くの物が、時間に晒され続け、少しずつ新しさを失っていく中で、「コップらしいコップ」には、陳腐化という見えない力を軽やかに受け流すかのような強さを感じる。

流れ行く時間を、頬に当たる風のように知覚することは不可能だが、たとえば木の年輪のひと筋ひと筋から、凝縮された時間を想像することはできる。「時間の象徴」とも言える、等間隔に並んだ美しい木目を眺めるたび、良い道具とともに過ごす時を、年輪のように重ねていきたいという気持ちになる。

リバーランド建築設計室の考える住まいは、斬新で目新しいデザインは登場しない。新しいのに懐かしい、懐かしさの中に新しさのあるデザインなのです。そのひとつひとつは、更新し続ける私達の生活環境に合わせ、使うたびに新しい側面を引き出せる物であると思っている。私はそのような意味で「コップらしいコップ」は、いつまでも「あたらしさ」を失わない、と思うのである。

シンプルライフの提案

いつまでも素敵な部屋で暮らしたいから、私たちが提案するのは、「シンプルライフ」のためのインテリアコーディネートです。

「シンプルライフ」とは...

「シンプルライフ」とは、必要以上のモノを持たない生活。 簡素であるけれど、上質な暮らしです。 たくさんのモノを持つことだけが価値のあることではありません。

「シンプルライフ」だからといって、ずっと同じインテリアでは楽しくありません。 時にはインテリアに変化を与え、インテリアを楽しんでこそ、毎日の暮らしが楽しくなります。
◆シンプルライフのインテリア

「シンプルライフ」のためのインテリアコーディネートの基本的な考え方は、まず、インテリアを2つのグループに分けて考えます。

(A) インテリアのベースとなるもの。長く使うもの。
(B) 個性や季節感、部屋の雰囲気をつくり出すもの。
具体的には、
(A) 部屋の床・壁、カーペット、家具、照明
(B) ファブリックやインテリア小物、観葉植物

(A)の長く使えるモノを先に正しく選び、その後に(B)の、クッションなどのファブリック、マガジンラックや時計などの小物、趣味の道具などで自分らしさを表現したり、人それぞれのインテリアを楽しみましょう。

◆家具の選び方

基本的に、家具は買い換えることが少なく、長く使うことを前提として考えます。 長く使える家具とは、どのようなもののでしょうか?

【デザイン・素材・構造】
シンプル、ベーシックで、コーディネートしやすく、飽きないデザイン、色。
変形・変色しにくく、長持ちする素材。
しっかりした構造。
そして、一番大切なのは、気に入ったものであること。
修理しながら長く使えるものは理想的です。
【パーツ】
消耗するパーツや汚れやすいパーツは交換できるものであれば、長く使えます。
椅子・ソファーの貼り地やカバー、照明のランプなど。
買い足しを考慮する 椅子など、後から買い足す予定があれば、定番商品を選びましょう。
◆ファブリックやインテリア小物の楽しみ
ファブリックや小物などの収納場所をあまりとらないものは、インテリアに変化をつけるアイテムとして、複数を所有しても良いでしょう。
クッションカバー、絵画やポスター、リビングボードに飾るオブジェ、観葉植物など 趣味のものを飾ったり、流行のアイテムを取り入れたり、ちょっと冒険してみるのもOK。
雰囲気を変えたいと思った時や、季節の変わり目、イベントの際などに これらのものを少し変化させることで、インテリアを楽しんでみましょう。
クリスマスの飾り付けのように。
◆シンプルライフについてのおすすめの本
このページでは簡単に、シンプルライフについて説明しましたが、同様の考え方で、より幅広く、より具体的にシンプルライフについて書かれた2冊の本を紹介します。(私自身、2冊とも所有しており、こんなにも同じ考えを持っている人がいるのか、と初めて読んだときには驚いたほどです。) 両者に共通している書かれているのが、シンプルライフが心のゆとりや豊かさにつながること。単なる生活術や収納術の本ではないのです。ものの持ち方が、心のあり方と切り離せないものであることを思い知らせてくれます。 ただ、書かれていることの全てをすぐに実行しようとする必要はありません。少しずつ、生活を変えていけばよいと思います。ぜひ読んでみてください。
お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし
シンプルライフの提唱者である金子由紀子さんの、すっきり暮らすための知恵をエッセイ風にまとめた本。 無理なくモノを減らす「7つの習慣」や、実際のモノの処分法、これ以上モノを増やさないためのコツ、モノを持たない生活を楽しく続けるアイデアなどを紹介しています。
シンプルに生きる
変哲のないものに喜びをみつけ、味わう ものと上手につきあう方法、住まい、ファッション、時間管理、お金の管理、美容、食事、ひとづきあい、自己管理についてシンプルな生き方を提案。著者はフランス人女 文章を入力してください。

これ以下では足りない、これ以上はいらない"ちょうどいい家"を提案します

thumb2.jpg リバーランド建築設計室の家づくりは特殊な工法や高価な設備を用いた特別な住宅ではありません。一般に手に入る素材を慎重に吟味して選び、大工さんや職人さんが一棟一棟丁寧に加工し、組み立てています。 過剰な性能や、余分な装飾を省き、本当に必要な部分にだけコストをかけることでお施主様それぞれの「ちょうどいい家」をご提案します。 規格品を組み合わせただけの家でもなく、つくり手の主張が強すぎる家でもない永く快適に暮らすための家づくり・インテリア空間を目指します。

自分だけの一点モノ、自然とモノを大切にする北欧デザイン

680131pm01_44113H.jpg 長い冬を室内で過ごす北欧の家は、暮らしを楽しむインテリアのヒントがいっぱいです。モダンでカラフルな色使い、職人技の光るハンドメイド家具、落ち着きのある照明。決して豪華ではありませんが、質素でモノを大事にする日本人の感性に共感できるデザインです。「毎日が心地よくて家から出たくなくなっちゃう。」そんな北欧テイストを取り入れたあなただけの一点モノをご提案します。まずは、あなたの暮らしのイメージをお聞かせください。

家と家具を一緒につくる、統一感のあるインテリア

ht-egg.jpg「家具やインテリア、収納を足していくといつの間にか雑然としてしまう。」そんな声を耳にします。一般的な家づくりでは建築や設備の決めごとが中心となり、どうしてもインテリアが最後に追いやられてしまいがちです。リバーランド建築設計室の家づくりでは、設計のはじめからインテリアコーディネーターが中心的に参加し、ご要望に合わせて家具も一緒にプランニングしていきます。見せる収納・隠す収納、テーブルや椅子、テキスタイル、窓や照明の演出など暮らしを楽しむすべてが統一感のあるすっきりとしたインテリアにまとめられます。 chair1.jpg

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