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Woody NOTE 木が大好きな仲間の雑記帳 設計の作法

2015.11.07木の家スクール

昨日は本年の木の家スクールの最終回でした。昨年から引き続いての参加でしたが、いつも大変参考になります。最終回の腰原先生のお話しは、まさに目からウロコでした。
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従来の価値観に囚われない、「木という素材の向かい方」についてわかりやすくお話ししてくださいました。
木造の設計というと無垢の木を難しく考えて複雑に設計してしまうんじゃないか?もっとシンプルに考えていいんじゃないですか?という問いかけがありました。
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伝統はもちろん大切なこと、でもやはりその時代の生活スタイルと社会システムに合わせることも大事なこと。
意固地にならず、もっと柔らかくしなやかに発想することが木造の設計者には必要なんじゃないか?
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無垢の木の魅力は確かにあります。
複雑に組まれた木組みもとても魅力的です。
でもそればかりではなく、もっと大切なことは木を使うことが大事なこと、大切なことだとおっしゃっていました。
「木を見せる」「軸組み・小屋組みを見せる」ことに過度にこだわらない。
でも、
木造でもできるから、「木造だからできるデザイン」を考えていくことが、木造のデザイナーに必要なことなのです。
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今後の課題は、木造らしい外観をいかに整えて街並みを形成していくのかということです。
またメンテナンスが木造を考える上でのポイントになる、メンテナンスを考えたデザインが求められていくとのことです。
経年変化を単なる劣化と考えるのか、それとも「変化することを楽しむ」のか。

来年もまた「木の家スクール」参加する予定です。
来年はもっと参画できるようにしたいですね。



シンプルな住まい

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住宅の設計をする際には、まず、お客様のご要望をお聞きします。
その時に考えることがあります。
お客様のご要望はとても大切ですが、それを幕ノ内弁当のように体裁よく詰め込みさえすればいいのか?ということです。
ご要望をすべてお聞きすれば、大概は大きくなりがちになります。
リバーランド建築設計室は、大きすぎず小さすぎない「ちょうどいいサイズ」の住まいをご提案しています。
「ちょうどいいサイズ」を考える時に、禅寺の石庭を思い浮かべます。

機能と作用

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日々の暮らしの中で私たちを取り巻く物の「用」とは何でしょうか。
ある特定の目的を実現する為に必要な条件を整える「目に見える具体的な機能」。
そして、観る者、触れる者の精神、またはその物の置かれる環境に豊かさや価値をもたらす「目に見えない抽象的な作用」。
物は、常にこの二つの働きの胚子を宿し、使い手との関わり方により、時に機能し、時に作用すると考えます。

リバーランド建築設計室では、簡潔で実用性に富んだデイリーユースなデザインと、形状や肌理、風合いそのものを味わう余白をはらむ(孕む)設えの提案を通し、「機能と作用」についてのお考えをお伝えしたいと思います。


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